2015.12.2(水)
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藤村正宏先生のブログから学ぶ「差別化ではなく、独自化しましょう」
こんにちは、フジプレコンの松林です。
今年もあと30日で終わりですね。なんか気のせいかもしれませんが、一年がとても早く過ぎていくように感じます。
昨日、大阪にあるフジプレコンの西日本営業所が新たな場所に移転して新たなスタートとなりました。一階には、オシャレなカフェがあってとても素敵なところです。僕がいるかは、難しいですがご連絡いただければお待ちしますよ。(笑)
さて、水曜日ですのでエクスマの藤村先生の過去のブログ記事からの学びコーナーに入りますね。
差別化ではなく、独自化しましょう
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消費者は商品そのものの魅力では、もはやお金を使わなくなっているのです。
「体験」を売るという視点で考え始めた時、あるいは「体験」を売るという視点に気づいた時から大きく変わります。
その後の展開が、まるでちがってくるのです。
広告のデザイン、ダイレクトメール、お店の作り方、商品の品揃え、サービスの仕方、すべてこういう視点で展開していきます。
そうするとどういうメリットがあるかというと、そこに「独自化」という価値が生まれてくるのです。
ここで注意してほしいことがあります。
あくまでも「独自化」ということです。
「差別化」ではなく「独自化」です。
ここのところの、微妙なちがいが伝わるでしょうか?
「え? それってどうちがうの?」
ちがうんですよ。
ぜんぜん。
差別化なんてコトバを使っているうちは、まだまだなんです。
確かに、よく「差別化」とかいうコトバ使いますよね。
なんてこと、朝礼で社長が言ったりする。
こういう「差別化しよう発言」を聞くたびに、なんだか「他社追従」の戦略みたいで、上手くいかないような気がするんですよ。
それはね、こういうことです。
差別化ということは、競合している会社を意識していますよね。
あそこはこうだから、ウチはこうしよう。
という感じです。
でもそれって向こうも差別化しようとしているから、差別化できても、また差別化されてしまい、差別化しようスパイラルにはまりこんでしまう。
安売り競争みたいに。
差別化で「価値」を出すのは、すごく難しいということです。
さらに、差別化とか言ってると、お客さまとの「関係性」が変わってしまうんです。
商売の基本は、お客さまのことを考えることです。
競合他社との競争にうつつを抜かしている場合じゃない。
もちろん、競合他社がどうしているかを知ることは大切なんですよ。
でも、お客さまのほうを見なければ、それも意味がないのです。
価値を高めている企業は「差別化」なんてコトバ使わない。
それじゃ、どういうコトバを使うかというと、
「独自化」です。
そうなんです。
「価値」を高めるのは、差別化ではなく、独自化しなければならないのです。
「エクスペリエンス・マーケティング」は、その有効な方法なんだな。
改めてそう思った日でした。
(2013年7月9日の投稿記事より)
調和の意識で圧倒的になる
この記事を読んで僕が感じたのは、「調和に意識で圧倒的になる」です。差別化は、常に相手を気にして競う競争意識が働きます。そうするとお客さまよりも競争相手を向いてしまいます。
常にお客様のほうを向いてお役に立てることを継続して追求すること。そうすることが結果的に独自化につながっていくんじゃないかな、、。僕は、そう思います。
いや~スコットって本当にいいですね!
ではでは。
注意:僕のマーケティングだけじゃなく人生が楽しめるようになった恩人でもある師匠の藤村正宏先生(ニックネームはスコットですよ)の過去のブログ記事をピックアップして僕なりの視点での受けた感覚で勝手気ままに解釈してご紹介しています。