2016.2.10(水)
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藤村正宏先生のブログから学ぶ「ケーキやシュークリームに大喜びする子供はもういない」
こんにちは、フジプレコンの松林克法です。
東京での朝、行きたいところに行って会いたい人に会ってコーヒーを飲んできた僕です。それだけで仕合わせを感じることができるって最高だよね。
ケーキやシュークリームに大喜びする子供はもういない
モノがありあまるほどあって、なんでも好きなモノが手に入る時代って、本当にしあわせなのかなと思うんです。
ボクが子供の頃は、モノがなくて、モノが輝いていた時代です。
先日、同年代の女性の友達と話している時に、彼女の話を聞いて、そう思ったんです。
「父が月に一度の給料日に、駅前のケーキ屋さんで、ケーキを買ってきてくれたのよね。子供の頃は、その日が待ち遠しくて、当日は学校に行っていても朝からそわそわするくらいだったの。うれしかったな~」
懐かしそうな目をして、そう言ったんです。
しあわせですよね。
そういう子供って。
ひと月に一度のしあわせ。
きっと、ものすごくうれしかったんでしょうね。
今の子供たちって、そういう「しあわせ」を感じることができるのだろうか?
ケーキやシュークリームなんて、毎日でも食べられますよね。
モノがあまっている時代。
モノがたくさんあるってことが、しあわせなんだろうか?
本当の意味での豊かさって何?
そういうことを考えてしまいました。
モノがないから希少なモノが特別になるってことですよね。
いつでも誰でも手にはいるモノには、あまり価値がないってことです。
シュークリームやケーキに、大喜びする子供たちはもういません。
近所のテレビがやってきたからって、ご祝儀を持っていく人はいません。
どんなに新しいものでも、もはや現代人は、モノでしあわせを感じないのです。
物質的豊かさが極限までに到達してしまったからです。
でも、現代ほど、豊かさが求められている時代もありません。
それは物質的豊かさではなく、
「精神的豊かさ」
だから、「モノ」を売っていたらダメだってことです。
ボクが提唱している「エクスペリエンス・マーケティング」は、「モノ」ではなく「体験」を売るという視点で考えるマーケティング手法です。
あなたの売っている商品を、商品として考えるのではなく、買ったお客様が、どういう体験を得られるのか?
そういう視点です。
「モノ」ではなく「体験」。
これを言い換えると、
「モノ」ではなく「意味合い」
「モノ」ではなく「物語」
「モノ」ではなく「コト」
そういうことです。
エクスペリエンス・マーケティングじゃなきゃ、もうモノは売れないのです。
(2013年7月31日の投稿記事より)
もうエクスマを実践しないとビジネスはもう駄目だよ。
本日、言いたいことは、それだけです。
まだ、藤村先生の新刊を読んでない人は今からでも遅くはないから読みましょうね。
いや~スコットって本当にいいですね!
ではでは。
注意:僕のマーケティングだけじゃなく人生が楽しめるようになった恩人でもある師匠の藤村正宏先生(ニックネームはスコットですよ)の過去のブログ記事をピックアップして僕なりの視点での受けた感覚で勝手気ままに解釈してご紹介しています。