2020.2.22(土)
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2020年の奥ノ谷塾第一講に学ぶ。イノベーションの米倉誠一郎先生の講義と障がい者雇用で有名な日本理化学工業を見学しての気づきと思い
2016年にスタートした短パン社長主催の奥ノ谷塾ですがじつに5年目に突入し2020年の第一講が先週開催されました。
米倉誠一郎先生の講演
今回講師としてお話しいただいたのは2018年の11月にもご登壇いただいたメディアでも有名でさまざまな肩書を持つミスターイノベーションの米倉誠一郎先生です。
そもそもイノベーションって簡単に使ってるけれどよくわかっていない人もいるかもしれないのでウィキペディアに聞いてみました。
イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明を指すという意味のみに理解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。
そう、結構深いんですよね。
そして米倉先生のお話には実体験に基づいたお話も多く世界のことを聞いた話ではなく実際に現地に行ってその目で見て体験されてるからこそ言葉の深みが違います。
ここで講義の内容を書いてもきっと伝わらないのでやめておきますが、世界のことをよく知らずに日本はすごいって思いがち。
僕もそうでした。
無知なんです。
もはや日本ってものすごく遅れてる国なのかもしれません。
決して僕の会社も世界に出てビジネスをしようとは思っていませんが世の中のことをもっと理解して考えて行動しなければいけないことは感じました。
僕の会社も少なからず海外からの輸入品もあるし世界情勢の影響によって日本の情勢も変わりまわりまわって自社に影響があることも考えられるし会社のかじを取る責任者としてもっとしっかりしないといけないと痛感した僕です。
なのでもっと世界を見てこようと思い来月ベトナム・ミャンマー・インドへ行ってきます。(笑)
日本理化学工業を見学
そして二日目は、神奈川県川崎市と北海道美唄市に工場を持つチョークを作ってる日本理化学工業に奥ノ谷塾メンバーで見学に行ってきました。
社員86人のうち7割以上の63人が障がい者を雇用してるという会社でものすごく興味がありました。
現在、厚生労働省のほうから障害者雇用制度なるものが出されていて「全ての事業主は、従業員の一定割合以上の障碍者を雇用することが義務」とされていて全従業員の2.2%を障がい者の方を雇用しなさいってなってるんですね。
知ってました?
そんな中70%を超える雇用をされてる日本理化学工業さんてどんなかいしゃなんだろうって思いますよね。
・ボランティア精神じゃないの?
・安い費用で雇用する魂胆じゃないの?
なんて思ったりもしますよね。
でもね、行ってみて実際に社長さんにお会いし話を聞いて工場内で作業してる障がい者の皆さんを見て目からうろこ落ちるような驚きでした。
障がい者って思いで相手を見た時点で上から目線になってしまう。イコール劣っているってね。
僕だってそうです。
それがまったくの間違いでした。
彼らは、
・サボらない。
・休まない。
・集中力がある。
はい、僕より勝っています。
定年を過ぎても会社のほうが続けてほしいってお願いする人もいるってすごくないですか。
まさに少子化で雇用が大きな問題になりつつある日本における大切な宝だと心から感じました。
僕の会社でも1名頑張ってくれていますが、もっと増やしていきたいなって思いました。
大山社長はじめ日本理化学工業のみなさん、本当にありがとうございました。
2020年の奥ノ谷塾もヤバいくらい濃厚な内容ではじまりましたが、ことしもたくさん学ばせてもらって自分も会社もさらに成長させたいと思った僕です。
いや~奥ノ谷塾って本当にいいですね!
ではでは。