2018.5.16(水)
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側溝の事故を防ぐために必要なことをコンクリートメーカーの視点でお伝えします
こんにちは、フジプレコンの松林です。
ご存じの方も多いと思いますが、先日も側溝で小学生が死亡するという悲しい事故がありました。
ただでさえ側溝に蓋がなくて車が脱輪するケースも少なくないんですが、大雨などで側溝の水かさが増したり道路が冠水したことで人が側溝に落ちたり流されたりした事故って過去にもいくつもあるんです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、フジプレコンではコンクリート製品を製造しています。
コンクリート屋だもの。
たくさんのコンクリート製品を造ってますが、側溝も造ってるんですね。
フジプレコンの側溝には、蓋がありません。
ないというか、一体化されています。
なぜなら側溝の蓋が一体化されてるほうがいいことがたくさんあるんです。
側溝に蓋があるデメリット
1.騒音がする
側溝の蓋の上を車で走った時にカタカタ、ガタガタと音を立てながら走った体験ってありませんか?
こんな感じに、、。
車で運転してる人には、大したことがないかもしれませんがその場の近隣住民にとっては、その騒音はとても苦痛です。ストレスです。安眠妨害です。
そのうえ、カタカタと音がしてるということは蓋に衝撃が起きてる証拠なので劣化や破損の可能性があるってことです。
2.災害時に側溝の蓋が凶器となる
東日本大震災のあと、災害地域を視察に行った時に現地の側溝を見てびっくりしました。
側溝の蓋が流されてなくなってました。
きっと津波による水害で流され場合によっては、凶器になっていたのかもしれません。
側溝に蓋がないデメリット
側溝に蓋がないってことは、そこに穴があいているといことです。
穴があるってことは、落ちる危険があるっていうことです。
これは今年のはじめにあった本当の話です。
側溝ではないけれど水路みたいなところ。
その一部に開口部の穴が、、、
下の写真のようにこんなに深い、、、
危険です。
実際に僕がこの溝に落ちてしまい、奇跡的に両膝は無事でしたが手にはケガ、スーツは大怪我を負ってしまいました。
蓋と一体化された側溝が一番いい
側溝には、蓋があってもなくてもデメリットがあります。
だからいっそのこと蓋と側溝が一体化されたコンクリート製品がりそうですよね。
そんな一体化された側溝があるといいですね。
あるんです!
ちょうどフジプレコンに蓋が一体化された側溝が!
蓋と側溝本体が一体化されてると、、、
- 災害時に水が氾濫した場合でも側溝に人が落ちたり流されることはありません。また、コンクリートの蓋が流されて凶器となることもありません。
- 車が側溝の上を走行時に蓋がカタカタと騒音をたてることはありません。
すでに側溝本体が施工されている場合は、早く蓋をかける工事をしてほしいものです。
そして新たな側溝工事をする場合には、蓋が一体化した側溝を施工してほしいものです。
いや~フジプレコンの側溝って本当にいいですね。
ではでは。