レスター・シティとプレミアリーグと私
公開日:
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最終更新日:2016/03/23
お知らせ, フジプレコンスタッフの日常, 未分類 藤井雄太郎
こんにちは、ケーブル収納アドバイザーの藤井です。
私のプライベートの楽しみの1つに、ヨーロッパサッカーのテレビ観戦があります。
NHK BS1のヨーロッパサッカー中継、だいたい週に3~4試合は放送していますが、
それを録画しておいて、週末や早く帰った日に、一杯やりながら観るのが至福の時間です(^O^)/
イタリアのセリエAならば、本田所属のACミラン戦と長友所属のインテル戦を中心に放送、
ドイツのブンデスリーガならば、こちらは日本人選手が多く所属していますから各所属チームの何れかの試合、
とりわけ2位につける香川所属のドルトムント戦や3位につける原口所属のヘルタ戦を中心に放送、
イングランドのプレミアリーグならば、吉田所属のサウサンプトン戦と岡崎所属のレスター戦を中心に放送しています。
その中でも私が特に楽しみのしているのが、3月12日現在、イングランドプレミアリーグで、
堂々首位を走る岡崎所属のレスター戦です(^O^)これすごい事です!
プレミアリーグ
レスターについて書く前に、まずプレミアリーグについてふれます。
世界最高峰のリーグの1つで、選手も監督も実力者や人気者でワールドクラスの選手ばかり、
特に、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・シティは地位も実績も人気も高いチームで、
さらに、リヴァプール、トットナム、エヴァートンなど発足当時からの伝統のあるチームも含めて、
合計20チームが覇権を争う、超ハイレベルなリーグ、それがプレミアリーグです。
上位4チームはチャンピオン・リーグへ、5位のチームはヨーロッパ・リーグへそれぞれ翌シーズンに進めます。
一方下位3チームは、2部に相当するフットボールリーグ・チェンピオンシップに降格となります。
すったもんだあって、プレミアリーグとしてスタートしてから23年、
上記のマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティの4チームと、
今は2部に所属しているブラックバーンの合計5チームだけしか優勝を経験していません。
レスター・シティ
岡崎が所属するレスター・シティ、2シーズン前は2部リーグに在籍していました。
昨シーズンは降格争い、おととしのクリスマスはリーグ最下位に居たチームです。
ちなみに、現浦和レッズの阿部も2部時代に一時期所属していました。
そんなチームが、プレミアリーグで首位を走っています。
まだ合計5チームしか優勝を経験した事がない世界最高峰のリーグで、
開幕前の優勝オッズ5000倍、給与総額はプレミアリーグで下から4番目、
昨年夏の補強費総額はマンチェスター・シティに鳴り物入りで入団したベルギー人MFのデ・ブルイネ1人の半額
(その昨年夏の移籍で岡崎も補強されてきましたが^_^;)の、決して強豪ではないチーム、それがレスター・シティです。
主な中心選手
3月6日、アウェで0-1で勝利したワトフォード戦のスタメンです。
GKのシュマイケル(デンマーク代表)は、名前も聞いただけでピンとくる人も多いでしょう、
マンチェスター・ユナイテッドで活躍したシュマイケルの子供です。
控えのGKは日本の皆さんに馴染みの深いオーストラリア代表のベテラン、シュウォーツァーです。
センターバックは、フート(元ドイツ代表)と熱いキャプテンシーでチームを鼓舞するモーガン(ジャマイカ代表)の屈強な2人。
スピードは劣りますが、何よりも中で自由にやらせない経験にうらうちされた熟練コンビです。
特にモーガンのキャプテンシーは観ているこっちも熱くなります。
常にフィールド内で体を張る、声を張る、守るのか攻めるのか何をやるかを全身で示すタイプのキャプテンです。
サイドバックは、右にたたき上げの苦労人シンプソン(イングランド国籍)、左にいぶし銀フックス(オーストリア代表)。
フックスはオーストリア代表でキャプテンを務め、バイエルンミュンヘンのアラバや武藤所属のマインツでキャプテンを務める
バウムガリトリンガー等をまとめ上げ今年のヨーロッパ選手権、通称ユーロ2016の本大会に駒を進めました。
中盤の底はダブルボランチ、とにかく走りまわり水を得た魚のごとく攻守に躍動するその名もドリンクウォーター(イングランド国籍)と
キックオフからタイムアップまで途切れる事のない運動量で攻守にわたって欠かせない存在、第二のマケレレ事カンテ(フランス国籍)、
控えには今年のユーロ2016でレアル・マドリードのベイルやアーセナルのラムジー等と超久しぶりに国際大会の本大会に姿を見せる
ウェールズ代表のキング、同じくユーロ2016に出場するスイス代表のインラーがいます。
攻撃的な位置には、右に鋭い切れ味のあるカットインからゴールを量産するマレズ(アルジェリア代表)と、
左にはパワフルな仕掛けと高性能のクロスが売りのオルブライトン(イングランド国籍)の両ウイングが躍動。
マレズは、2014年のブラジルワールドカップで、現日本代表監督ハリルホジッチの元で開眼し大活躍した選手です。
フォワードは、11試合連続ゴールのプレミア新記録を打ち立てたバーディー(イングランド代表)、
この人、なんと5シーズン前までは5部に相当するリーグでプレーしいた苦労人。
いまやルーニーの相方としてイングランド代表にも名を連ねるほどです。
高速カウンターの仕上げを行うにふさわしい加速力と決定力が持ち味です。
そして我らが岡崎(日本代表)、粘り強いキープ力と献身的なファーストディフェンダーとしての役割は
目の肥えたサポーター達からも評価を得ています。
あとはもう少しゴールという結果が付いてくると尚良いです。
控えには、高さを活かす攻撃時に活躍するウジョア(アルゼンチン国籍)が居て、とても頼りになります。
主な選手、スタメンメンバーを中心にご紹介しましたが、強豪国の代表選手は実は一人もおらず、
イングランド代表のバーディーにしても代表入りはごく最近、
有名な選手はだれ一人いない、代表にも呼ばれない選手が中心なのが現状です。カンテは間違いなくフランス代表入りすると思います。
監督
この決して有名では無い選手たちを操り、プレミアリーグ首位を走らせている監督が
イタリアン人のベテラン監督、クラウディオ・ラニエリです。今シーズンから指揮を執っています。
実は、スペインのリーガ・エスパニョーラでは、バレンシアとアトレティコ・マドリード、
イタリアのセリエAでは、ユヴェントス、ASローマ、インテル、
プレミアリーグでは、チェルシーといったビッグクラブの指揮を執ってきたラニアリ監督ですが、
未だどこのリーグでもリーグ制覇を成し遂げていません。インテル時代には長友を指揮しました。
ラニエリ監督は言います。「我々は決してビッククラブでは無い。そして我々のサッカーは古典的でつまらないかもしれない。
だが、プレミアリーグで首位を走っている。なぜならば、我々はお互いを信頼し、自分たちの役割を果たす事がやり切れいるからだ」
この言葉、すごい響きました。
信頼されなければ信頼出来ないし、逆に信頼してくれるならばこちらもとことん信頼するっていう気付き。
自分の与えられたポジション、プレイスタイル、役割、自分のやるべき事をちゃんとやろうよっていう気付き。
チーム力って、組織力って、このような信頼力と行動力から、大きく変化していくだなっていう気付き。
レスター・シティが強豪相手に健闘しているという戦いから、すごい気付き、刺激をもらいました。
残り7試合
プレミアリーグも残り7試合。これから1試合ごとにトーナメントのような戦いが繰り広げられます。
降格争いをしているチームはなにがなんでも勝ち点奪取、
強豪チームは意地をかけて一矢報いるべく勝利を目指し、
どちらも我武者羅にガツガツきます。
特に、今までは攻めてくる相手にショートカウンターでボールを奪い即効でゴールを決めてきましたが、
これからは相手が出てこず引いてくる相手をどう崩すかというのがポイントになってきます。
ましてや、優勝を経験した事がない監督と選手、そのプレッシャーははかりしれません。
でもだからこそ、信頼力と行動力が活きてくると思います。
恐らくNHKの放送もレスター中心になってくるでしょうから、楽しみで仕方ありません。
判官贔屓な私ですが、それだけでなく、観ていて団結力を感じるサッカーは、ついつい応援してしまいます。
これからも、雑草軍団レスター・シティを応援していきます。
頑張れ、レスター!
頑張れ、岡崎!
そして、頑張ろーーーーー(^O^)/
藤井雄太郎
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