今年最後の側溝アドバイザーです。
今日は側溝アドバイザーの酒井です。
今年もあと少しですね。平成から令和になりあっという間に令和元年が終わろうとしています。
さあ年末へ。令和2年も張り切っていけるようにお正月休みも楽しもうと思っています。
さあ令和元年の現場とブログを振りかえりです。
1月に愛知県の道路構造の手引きより乗り入れに最適な側溝をご紹介しました。
例えば道路構造の手引きの第6編 交通安全 6-28には大型・中型貨物自動車用6.5t積みをこえる車両が通る乗り入れを作る場合は『側溝のふたの損傷が予想されるので、スリット付き円形水路等、ふたのない側溝を使用するものとする。』と書かれています。
当然、フジプレコンにもスリット側溝でふたのない側溝はあります。
しかも二種類ありまして一つは水が流れるところにインバートが切ってありゴミが溜まりにくい構造のその名もSE-D型と、道路構造の手引には歩道を設置しない場合はPU3型を使用で歩道を設置する場合はPU2型を使用するとあります。PU2型とPU3型を使用した場合に断面がピッタリ合い集水桝など無しでそのまま乗り入れ箇所を作ることが出来るタイプのSE-T型と二種類用意してます。
乗入・横断のしかも自由勾配側溝で出来ることをご紹介しました。
乗入現場
乗り入れの先に運送会社があり乗り入れを作ったのですが、営業中に工事をするため早く工事をしたかった現場です。
通常は基礎コンの養生やインバートを打設する手間・養生時間、なによりスリットで対応となると従来はかなり難しかったですが、SE側溝で生コンを使用せずに養生なしで即日施工出来ました。
横断現場
次に横断の現場です。この現場もとにかく早くが必須ですよね。
通常は片側通行を何日かしまして、基礎の養生とインバートの打設そして鉄板で養生をし数日かかると思いますが、SE側溝なら工場製作した一体化のスリット自由勾配側溝を片側づづ規制して施工し規制と現場養生を短縮できます。
台風やゲリラ豪雨の大雨時に大切なことはやはり
雨が降った時に側溝の中がまず綺麗であること。
SE側溝・ECO側溝は水が流れる箇所にインバート(半円溝)が切ってありスリットから入るものは少数量の水でもゴミが溜まりにくい構造です。
道路でもアンダーパスでも水をすみやかに排水しないといけない側溝に土砂が詰まって排水出来ない・・・そりゃすぐ冠水です。
道路でもアンダーパスでも大雨時に冠水する理由の一つに、年中降る雨の少雨量時に溜まる土砂やゴミがあります。それをいかに側溝内に溜めずに綺麗に保つことが出来るか、側溝が正しく活躍し冠水を防ぎたいと思います。
またいろいろな現場を見て研究していきたいと思います。
令和二年もよい現場を紹介させて頂きますね。
酒井でした。
酒井隆
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