エフェクターのお話
公開日:
:
最終更新日:2023/10/05
フジプレコンスタッフの日常, 未分類 河野涼平
フジプレコンスタッフブログをご覧いただいてる皆さん、こんにちは。
東京営業所の河野です。
以前にもブログに書いておりますが、趣味でバンド活動をしております。
先日、新しくマルチエフェクターを買ったのでご紹介したいと思います。
こちらはMOOERというブランドの「GE250」というエフェクターになります。
以前ブログで書いたZOOMのG5nというマルチエフェクターからの乗り換えとなるのですが、やはり電子機器は新しい方が良いですね!
まず何といっても音が良いです。
以前のG5nも自分のレベル的には満足のいく音ですが、やはりこちらの方が良いです。
そして今回買い替えでこちらの機種を選んだ最大の理由は、軽い!
G5nが3.4㎏、こちらのGE250は1.7㎏と半分の重さ!
ギターを背負い荷物を持って電車に乗るのはなかなか大変ですが、多少マシになりました。
さらに買い替えの大きな理由の一つが、豊富なアウトの種類。
G5nは通常のアウトとステレオアウトのみでしたが、GE250はセンドリターンがついてる上にMXRアウトがついているのです!
センドリターン端子は何か気に入っているコンパクトエフェクターなどがある場合そこから接続することが出来るようになります。
そして、XLRアウトがあればギターアンプからのみならずPA直という方法で音を出すことが出来ます。
PA直とは、通常ギター→マルチエフェクター→ギターアンプの順に接続してギターアンプから音を出すのですが、マルチエフェクターからPAシステムに繋ぐことでギターアンプを通さずに音を出すことが出来るようになります!
ギターアンプは色々なブランドからいろいろな種類が出ており、ライブハウスによって置いてるアンプが違います。
そして、アンプによって出てくる音が違う為、マルチエフェクターのようにアンプシミュレートを搭載している場合はギアーアンプの特性が邪魔になってしまうことがあるのです。
ですので、マルチエフェクターに搭載されたアンプシミュレートとキャビネットシュミュレートで音を作り上げ、PA直で音を出せば、どのライブハウスでもほぼ同じ音が出せるということなんです。
ただ、ライブハウスの音響さんによってはPA直とギターアンプの両方から音を出してほしいという人もいるので、XLRからPA直・通常のアウトからギターアンプと2種類のアウトを備えたGE250ならどこでも対応ができるのです。
ハードウェア面での利点は上記の通りですが、ソフトウェア面での利点はなんといっても「トーンキャプチャー」という機能がついていること!
この機能は、上にも述べた通りギターアンプはブランドや機種によって音が異なっており、その音を模したアンプシミュレートというのが今のマルチエフェクターにはだいたい搭載されているのですが、トーンキャプチャーは本物のギターアンプの音をキャプチャーし取り込むことが出来るのです!
これによってマルチエフェクターに入っている音に加え、新しいギターアンプが出たらその音をキャプチャーすることで常に最新の音にアップデートできるということですね。
本当にひと昔前では考えられないような技術の進歩で、自分の技術が全く追いついてないので練習しなければ……!
河野涼平
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